2010年12月27日月曜日

日曜は1ヶ月ぶりでみんなとクライミング。

誕生日に続いてクリスマスまでも二人で過ごしてしまったこーちゃんとグチの車に便乗し、クリスマスを一人鳳来で過ごしてしまった自称会社の要と共に神越渓谷へと向かう。

「道、分かるよね?」
「はぁ、だいたい。」

と答えながらあらぬ方向へと車を進めるこーちゃんをどうにか軌道修正しつつ無事到着。
今日のみんな
前日、神越のコンディションの悪さについて確信犯的に黙秘を貫いたシモスケの悪意とは裏腹にまぁまぁのフリクションであった『黒い鬼』三段にも今までに無い手応えを感じる。

「なんかあと2回くらいで登れそうじゃないっすかー?」
「え!そう?じゃ、ちょっとレストしてガンバルわ、オレ!」
「...いや、あの、そうじゃなくって次の次来たときとか...。」

と、オレとの意思の疎通もままならぬこーちゃんは『オニヤンマ』二段を案外がんばって登っていった。



古美山へと向かう帰り道、浅野八段初登の『オタマ』をみんなに案内する。
自称会社の要 on オタマ2

古美山へと帰り着いてみると、愛車フィールダーのボンネットに大胆かつ繊細なタッチでうんこが描かれていた。湯気も出ていた。
危うくナイーブなハートの一番もろい部分を突かれ、泣きぬれて蟹とたわむる羽目になるところだったが、得意のポジティブ回路を通してみると
「おー久しぶり!もっとクライミングがんばれよ!」
というあの人からのメッセージを読み取ることができた。

それならば、と思い立って『小便小僧』をトライすると1回目で上部まで行ったがビビッて落ちた。
来週も豊田か。豊田だ。

2010年10月25日月曜日

金土日

金曜
滋賀の会社を定時に上がり19:45ぴなくる到着。
22:00まで一生懸命。

土曜
子供を連れてマウンテンプレイを楽しむべく木下ジム
なぜかクライミング初体験女子×2名のお相手をつかまつること4時間。
クライミングがこんなに楽しいなんて知らんかった、と再発見。

日曜
朝食中

「昨日の恵那では三段と二/三段と二段しか登れませんでした。」というコウジヤナギモト氏の先制攻撃で朝から興ざめの日曜であったという。
そして「今日は体終わってるのでトリさんを叱咤激励して過ごしますわー」というコウジヤナギモト氏の提案に嫌な予感だけを抱えて到着した恵那であった。

向かう先は”恵那で二番目くらいに良い初段”という良く分からない評価の『セボネ』
ちなみに一番は『ナナメジ』である。
となりの1Qで全員程良く敗退した後、目当ての課題に取り付く最凶。
今日のみんな

体終わってるはずのコウジヤナギモト氏がいい感じにムーブをこなす。
そして圧倒的に空気の読めない男、コウジヤナギモト氏が一抜けた時の凍りついた雰囲気は形容し難いものであったという。
これがいわゆる氏の言うところの叱咤の部分だ。
その後、多少ムキになってみたものの結局登れなかった彼のテンションは若干下がり傾向にあった。
年の割に後先考えず3日連続クライミングを強行した彼が『カイエン』の岩に辿り着いた頃には、いわゆる”低テンション症”という山では命取りにもなりかねない症状に陥っていた。

「トリさん、それシモノ現象ですやん」とタカオマン。
「一緒にすんなや、ちょっとテンション低いだけや」と彼。
「いやいや、それがシモノ現象ですって」
とどうでもいい会話を展開しつつ前回惜しかった感じの『エンカイ』1Qを再トライ&sendするタカオマン。
結構一生懸命

「はぁはぁ...、トリさん、これ登れたこと、はぁはぁ...、松島君に報告しといて下さい、はぁはぁ...」と息を切らせながらもお願いされたのでこの場を借りて報告する次第であります、はぁはぁ...。

隣では『ボウズ』初段が全然出来ない自他共に認める岩馬鹿コウジヤナギモト氏。
31年前の今日産まれたというタカオマンが1歳分のアドバンテージを存分に発揮し「おいヤナモト、もっと声だしてけ!」と上から目線でなじる。
「たいして可愛くもないくせにやたらとガードが堅くてなかなかやらせてくれないオンナ」と例えるこの課題にムキになる氏に、偶然居合わせた強々氏の的確なアドヴァイスが功を奏する。
「う、うはぁ、登れてみたらすげーいい課題じゃんこれ最高ありがとうマジでみんな!」
と一瞬にして辺りを凍りつかせる氏。
「えっ?なに、なに、皆もっと喜んで!喜んで!」
と、これがいわゆる氏の言うところの叱咤の部分だ。

はしゃぎすぎたのか、半ば義務的に辿りついた『白月』の岩の前で死んだように眠るコウジヤナギモト氏。
生死不明

踊り場のない螺旋階段をコロコロとどこまでも転がるように落ちてゆくテンションに歯止めをかけるべく、彼は小雨降りしきる岩場でトライを重ねようと決意した。

その時、歴史が動いた。

あろうことか、今日のみんなの一人が御奈良をした拍子に運故がわずかばかりだが溢れだすという、20代にあるまじき悪行を働いたのだ!
若いころは”プールサイドで走る”、”そして飛び込む”、”朝専用のコーヒーを夜に飲む”という考えうる限りの悪を尽くしたタカオマンもこれにはさすがに肝を潰したという。
異様な雰囲気を察して、死んだかと思ったコウジヤナギモト氏も生き返る。
撤退を余儀なくされた彼らは雨に打たれながらも車に辿りつく。
そしてコウジヤナギモト氏から彼に手渡される”朝専用ワンダ”。
これがいわゆる氏の言うところの激励の部分だ。
褒められて伸びるタイプの彼にとって、すべて終わった後の激励は単なる嫌がらせでしかなかったことは想像に難くない。


ちなみに運故の犯人探しは、だれ一人幸せにならないので止めて頂きたい。
ならば書くなといった意見も一切受け付けないのである。

2010年10月18日月曜日

金土日

金曜
18:00
出向中の滋賀の会社を定時にあがり豊田へ急行。
19:45
ぴなくる到着。
シモスケにボッコボコにされる。
来週もこのパターンで。

土曜
突如として休日出勤。
かわいい後輩の為に15:00まで無償で仕事。
帰って洗車してステッカーチューンで5PSアップを狙う。国際標準で言えば3.7kwアップを狙う。

日曜
昨夜は友人の結婚式の三次会まで出席して5時間しか寝ていないと寝不足アピールに余念のないシモスケを鞍ヶ池SAで拾い、昨日は友人が誰も結婚しなかった為に9時間しか寝ていない彼の運転で集合場所の恵那SAへと走る。

「クライミングはオンナにモテる」と豪語するシモスケに「あ、おれクライミングではモテたことない」と朝から自信喪失の彼。この一日を占うかのような会話であったという。。

恵那SAに到着しコージ隊と共にレストランに向かう彼らを待ち受けていたのは先週にはなかった長蛇の列であった。
類まれな決断力を有する彼ら最凶軍団は一瞬も迷うことなく恵那SAを後にし、次なる朝食を求め中津川ICから一般道へと降りたち、無事に道の駅にてモーニングセットにありついた。
僕のまだ~?

野性的決断力の犠牲となり、恵那で待ち合わせしていたのをすっかり忘れられ置き去りにされたヱビス君ともここで無事合流し全員集合となった。

ヱビス「遅れてすいません!恵那に着きましたけど、どこにいます?」
隊長「え?もう高速下りたけど。なんか雰囲気とかでわからんかった?とりあえず道の駅に来い!」
ヱビス「は?コージさんの2%しか理解してない僕にはわかりませんよ!」
隊長「ったくしょうがねえな、んじゃ今度からはメールなり電話なりで連絡するわ!」

この会話によって、こーちゃんの87%を理解していると自負する彼の目前に残りの13%の一部が露わになった瞬間であった。
そしてA渓谷に到着。
今日のみんな
例の2/3段をトライする数名と特にトライするでもない数名。
死んだ魚のような目で見る。

こーちゃんの、惜しくなかったといえば嘘になる程度のラストトライを確認して恵那へと向かう。

恵那に到着。
先週『バクラ三段』を惜しくなかったといえば嘘になる程度のトライで締めくくったシモスケの「一人でもやるもん!」というわがままに応えるべく新エリアへ向かう彼ら。
早速の1stトライで、いきなり惜しくなかったといえば嘘になる程度のトライを繰り出すシモスケに「あー今日もダメかー」との思いが皆の脳裏をよぎる。

しかし長い長い休息の後、苦楽を共にする仲間たちの熱い声援に応えるようにおよそ4分半にも及ぶ格闘を制したシモスケであった。



この動画を余すところなく体感されたし!

このところ熱い友情や青春を若干小馬鹿にする傾向の見られたシモスケであったが、皆の声援によって実力以上の力を発揮して大好物の三段をsendすることができたという現実に、本当の幸せを教えてくれた『最凶軍団』が『壊れかけのレディオ』に見えていたことは想像に難くない。

壊れかけのレディオ
幼馴染が登れて僕もうれしい!
俺だってうれしい!
いつの間にか辺りは漆黒の闇に包まれ、最後にこーちゃんの惜しくなかったといえば嘘になる程度のトライを見届けて退散。

2010年10月16日土曜日

ブラウザ

chromeからfirefoxに乗り換えていた彼は、再びchromeへと乗り換えた。
使い勝手は以前に増して格段に上がっている。
かつて翻訳家を目指そうと思った事のある彼は、試しにchromeの自動翻訳ボタンをpushした。


魔法の森の中で新しいプロジェクト

昨日のミッキーと私は素晴らしいプロジェクト偶然! それは魔法の森の中で10の移動急な洞窟です。 行には、技術的かつ強力なスーパーです。 私はそれが8bにされると思っています+ / cの 今雨が合格したことを十二指腸を試して興奮!


ちなみに原文。

New project in magic wood

Yesterday mickey and I stumbled across an amazing project! It is a 10 move steep cave in magic wood. The line is technical and super powerful. I am thinking it will be in the 8b+/c. Psyched to try tomor now that the rain has passed!

この後、魔法の森の中のスーパーで十二指腸を試してさぞかし興奮したPaulはIll Trill V15を初登します。
ボルダリングとは奥が深いな、と思い知らされた土曜の午後でありました。

2010年10月12日火曜日

土日月

土曜
子供の歯医者
子供の口を覗き込むふりをして歯科助手(美人)の顔にどれだけ近付けるかというささやかなる挑戦で新記録を樹立。

日曜
子供のサッカー教室
別件で偶然居合わせた若奥様(美人)を帰らせない様にひたすら話し続け1時間粘った。

月曜
「あーそろそろほんとメインガやりに行かねばな」
やりかけた事はやり通す人間である彼は、ヤナギモト監督不在の”体育の日”の行き先をFKBに絞りイメージトレーニングを重ねる。

「一緒に恵那行かね?」

彼のもとにその電子メールが届いたのはちょうどその頃であった。
見覚えのある差出人に気持ちが揺らぐ。
基本、長い物には巻かれる主義である彼はワールドクラスの長さを目の当たりにしてこう答えたという。

「恵那でおkです。」

同じくFKBに行く予定だったヤナギモトJAPANメンバー(a.k.a 最凶軍団)も
「我々はトリー監督代行の意向に従うのであります。」
と、たいして長くもない物にさえ巻かれる主義であることを証明して見せた。

現地集合にも関わらずやたら恵那SA(上り)での朝食に誘ってくるタカオマン。
なんでわざわざ遠回りしてまで、と思いつつも「んじゃ何か面白いもの見せろよ」と宿題を出してシモスケと恵那SAへと向かう。

着いてみるとマッツン、M氏、伊藤英明似がイケメンオーラ垂れ流しで朝食バイキング会場を賑わしていたが、どこにもタカオマンの姿はない。
「ま、いっか。」と切り替えの早い彼は、840円分の『牛乳、コーンスープそしてコーヒーを白米とともに』セットを旨そうに食うシモスケに「これが奥飛騨のブリザードたるゆえんか」と恐怖を感じたという。もはや『何か面白いもの』どころでは無くなっていた。
この後混ぜる。
そこへ遅れてきて「うんこうんこ」と連呼するタカオマンと自称下田に「お願いですからもう勘弁してください」と逃げ出すように笠置山へと向かう。

高速道路の事故渋滞にはまるワールドクラスを待つ間、ウォミンガップを兼ねて『エンカイ』1級なる課題に挑戦する彼らと、それをじっと見る自称下田。
皆が試行錯誤しつつsendするなか、機は熟したとばかりに取り付く自称下田。
そして「や、や、やほーイチゲキだー」と足ガクガクしながらもイチゲキする自称下田に世代交代を確信した彼であったという。
「チョーク!」「はい!」そして伊藤英明似
「ちょっ、ちょ待っ!、降ります降ります!」と最上部からタカオマンが敗退宣言したところへ、ワールドクラスことマツシマンが到着。
こともあろうに「ちなみに僕はイチゲキしましたけどね」とプレッシャーをかける自称下田の作戦空しく、当然の如くイチゲキするマツシマンはついでに『ボウズ』初段もあっさりイチゲキして格の違いを見せつけた。

一同ぎゃふんと言わされたところで、皆で『バクラ』三段-へ移動。
今日のみんな
そしてあっさりイチゲキするマツシマン。

奥飛騨のブリザードも惜しいところで敗退して、恐ろしい程の低テンション状態に陥ったが気にするものは誰もいなかった。

そこから当然の如くナイト突入で『白月』二段に移動。
もたれなきゃ立ってられないシモスケ

そしてあっさりsendするマツシマン。

さらに低テンションに陥る奥飛騨のブリザードとは対照的に、最近手に入れたばかりの一生懸命を駆使するタカオマンは、まだ使いこなせていない一生懸命の為に指から血をダラダラと流していた。
しかし「僕明日は夜勤なんで、目が覚めるまで寝ててもいいのです」と言うだけの余裕を持ち合わせていたのを確認して安心した彼であった。

その後、スタート右手が欠けて訳わからんくなった1級が本日最難だという後味の悪さを残しつつ、命からがら駐車場まで這い上がる一同。
「飯は、中華?ココス?」と一悶着ありそうな議題に
「ココス!ぜーったいココス!」
と有無を言わせぬ自称に何か違和感を感じつつ、「ま、いっか。」と一同。

テーブルで談笑する彼らの前に「ほらよ、手で食えこの腐れ外道ども」と唇に微かな薄笑いを浮かべながら注文された料理だけをひたすらテーブルに並べるウエイトレス。
「あー!お前これが良かったのか!」と気付いた彼の死角にいる自称の、同じく薄笑いで喜びに震える姿は想像に難くない。
数分間に及ぶプレイの後、満足げな表情でカトラリーを持ってくるウエイトレス。
はるばる東京から来て妙なプレイに巻き込まれたマツシマンには災難としか言いようがない22時であった。

2010年10月4日月曜日

土日

土曜
子供の運動会、親子競技では目覚ましい活躍であったという。

ある若妻曰く
「トリさん!今日は目立ってましたよ!」
「またまた、そんなこと言って本当は一日中僕の事ばっかり見てたんでしょ?」
「きゃあ、そんなはっきり言わないでくださいよ(濡)」
などと妄想するのも一興である。

そんな彼も少し悩んでいた。
19時にもなろうというのに誰からも明日の岩登りへの誘いがないのだ。
このところよく言われる「最近ほんとうに口が悪くなりましたよね!」が褒め言葉だと思っていたのが実は違ったのか...、と思い当たる節も無くは無い。
「まぁいいか、そんなことよりほら僕ってやりかけた事は最後までやり通す人間じゃないですか、やっぱこれを機に一人でFKB行ってMaingaやろ」 と誰ともなしに呟く。
大人として一応その旨連絡すると
「岐阜は昼から雨が60%です。それにひきかえ静岡は20%なのです。それ故我らは気田川へ行くことにするのです。」
といつから気象予報士になったのかこーちゃん。
「ちなみに僕は今からコンパです。」
といつものごとく聞いてもいない情報を提供され気分悪くなりながらも、まだ友達いたのかと驚く。

「ちっ、意外と打たれ強いな...。」

日曜
待ち合わせ場所のマックへ時間ぴったりに到着するトリ氏。
そしてなぜだか必ず待ちくたびれオーラ全開で待ち構える最凶軍団であるが、カメラ2台態勢で監視に当たるマックには手も足も出ない模様だ。

誰だこいつ
 こーちゃんのお買い得号に5人ぎゅうぎゅう詰めになり一路静岡へ向かう。
昨日のコンパで気に入った娘が後に実は風俗嬢だとわかった瞬間、もっと好きになってしまったというこーちゃんの小噺に一同脱帽しているうちに着々と近づく岩場。
そして道端で風景写真を撮るアマチュアカメラマンに車中からやたら噛みつくモヒ氏。
「あ!こんなとこで女連れて何撮ってやがる!」
その言葉にふと外を見やる運転手の表情が一変した。
「ちょっ、ちょ待っ!アイツ!!」的ニュアンスを吐き捨てるように車を止め写真愛好家につかつかと歩み寄る運転手。
車の陰から恐る恐る見ていると、事の全貌が次第に明らかになっていく。
双方の視点から見る現実はこうだ。

運転手曰く「連絡先は知ってるが敢えて誘わなかったアイツが同じ岩場に行こうとしている。ここで一言声を掛けとかねばちょっと気まずいぜ。」

写真家曰く「なんだよ、せっかくアレな妻と静かに岩を満喫する予定だったのによ。連絡くれれば別のとこ行ったのに。」

どうやら話もついた様子で再び乗り込む運転手こーちゃん。
そこから岩まではほんの3分程度の距離であった。

そんなぴりぴりした空気であっても初めて行く岩場はいいものである。

今日のみんな
 早速、このエリアの看板課題である「穴」を教えてもらう。
「でも上に木生えてないですけど、マントル大丈夫ですか!?」
と余計な心配をされる意味がいまいちつかめなかったが、どうにかsend。

写真家ことキシスケ氏とこーちゃんはギクシャクしながらも一緒に「筋」的課題に真剣な模様だ。
少し離れて聞いていると、どうやら「筋」の最後はダブルダイノだという。
それはさぞかし迫力のありそうな響きだぞ、とカメラを構える彼。
そしてシャッターチャンスを狙い澄ます彼の前に「ダブルダイノ」が現れた。

ダブル...。
 「えっ、これっすか!思ったより迫力無っ!」
と思うのもつかの間、そのままsendしてしまう。
「しまった動画にしときゃ良かったけどまぁいいか。」
「あ、わたくし撮りましたのよ」
とキシスケ氏のアレな連れがちゃっかり撮影することで、アレなだけじゃなく”ちゃっかり”でもあることを証明した。

「筋」を終わらせたこーちゃんは他人のがんばりには無関心であるので、一人真剣に他人のアイフォーンでパズルゲームに浸る。
現代病
そもそもこーちゃんの応援を必要としないモヒ氏は開始から4時間後の本気トライ1回目であっさりsend。
「やべぇ、このままじゃ帰りの車中で耐えられない屈辱を味わうことに!」
と自称下田は開始から4時間後の焦りトライ1回目であっさりsend。

みんなだいたい登れたような雰囲気になったので、別課題に移動。
あっさり「うに」イチゲキを逃したこーちゃんに苦笑いしつつ、トリ氏もイチゲキならず。
それをじっと見ていた自称下田に、さらにコツ的なアドバイスをするとあっさりイチゲキ。

「あっすげー」と思う間もなく
「トリさん、これ見てどんな気分がしますか!さんざん人のムーブ見てサックリ登るなんてまさに自分のことを客観的に見せられた感じじゃないですか!反省してください!」とたしなめられる。

よくわからなかったが反省した彼は「炭焼きハンバーグ爽やかさん」の「欲張りセットのC、ホットコーヒーは食後で」で一日を締めくくる。
欲張りセットで幸せな気分になった彼と裏腹に深刻そうな顔をする自称下田に
「何か悩みでもあるんか、お兄さんに相談してみりん」と大人ぶる。
「実は明日は夜勤なので目が覚めるまで寝ててもいいという事をどうやって皆に報告しようかと思って...。」
おい、そういうの誰に教えてもらった!?

2010年9月27日月曜日

土日

土曜、彦根
国宝


日曜、FKB。
美濃加茂SA 10:02着。
待ち合わせ時間を2分過ぎた彼を待っていたのは、なぜかすでに待ちくたびれモードに突入した最凶軍団であった。
「30分も待っているんですよ!」「5分前行動が大人の基本でしょうが!」
勝手に早く来てここぞとばかりに激しく攻め立ててくるモヒn'コーチャンの不条理を大人の包容力で受け入れる彼に対し、SAに居合わせた人々から称賛のまなざしが送られたのは言うまでもない。

ここで注意事項
このブログの3%くらいは「うそ・おおげさ・まぎらわしい」で構成されています。
このブログには、誰々が風俗でどうのこうのと云った内容が「やだこの人不潔だわ最低!」と不快感を抱かれた知人の方々がその内容を「うそ・おおげさ・まぎらわしい」であると思って差支えないといった便利な機能を備えています。

「やっぱり40代は相当エロいそうです。」
「お気に入りの風俗嬢が電マを買った時のブログ記事が最高におもしろいのです。」
「昨日その店に行こうと思っていたのですが岩登りで疲れすぎてしまったのです。」
との、誰々にしては珍しく有益な情報を「うんうん、そうかそうか」と聞いているうちFKBに到着。

昨日モヒn'コーチャンにFKBを案内してくれたK氏もまた来てくれるという。
2日続けてこの二人を相手にするのをいとわないとは余程の猛者に違いない。
程なく現れたK氏に引き連れられ、岩のある場所へと向かう。
トライ中のモヒ
昨日、何かの競技会で一等賞を獲得したという『奥飛騨のブリザード』ことシモスケは終始不機嫌ムード全開でナイフみたいに尖っては触るもの皆傷つけていた。

「怪我したらかなわん!」と別の岩に移動する自称n'コーチャン。
おい、しっかりやれ

初段と云われる『玉露』の一番困難な部分を持ち前のインテリジェンスで解決しsendするこーちゃん。
「その知性を他に活かせばもっと有意義な人生が送れるかもしれないよね」とのアドヴァイスが頭をよぎったが、こちらももっと楽しませて貰わねば損だと考え直しぐっと言葉を飲みむ。
そしてすでに皆が移動した岩を目指す。
猥談も佳境に差し掛かったころに到着した岩には、女子を含む別パーティーと合流し和気あいあいと岩登りを楽しむモヒの姿。
「むむぅ、似合わん」と思うも束の間、女子がいるからといってあろうことかいわゆる『クールなイケメン風』雰囲気に変貌するこーちゃん。
常にそんな感じならばきっともう少しはモテているであろうことは容易に察するが、こちらとしてももっと楽しませて貰わねば損であるので次回から少しでもそんな雰囲気を醸し出したら総力をあげて断固阻止の構えである。
(後の調査によると、あれはただの人見知りだと判明したので安心してもよい。)

その後こーちゃんが昨日1回目で登れたというSector 3を奥飛騨のブリザードがほのぼのとsend。おかげでご機嫌も元通りになり皆一安心。
その後最上部のエリアまで行くものの、昨日の彦根のせいか久々のMaingaに手こずったり、こーちゃんがButterflyを必死こいてsendしたりと、特筆すべきものがあまり見当たらないまま雨に打たれながら下山。


うなぎ
皆それぞれ、がんばってない自分へのご褒美。

2010年9月19日日曜日

土日

日本

土曜。
みんなでミズガキ。
前日に歯科助手モノのビデオでも見たのか急に歯医者へ行くといって聞かないシモスケのドタキャン宣言を、「若くてきれいな女の人に口の中に指入れられるなんて想像しただけでもうワクワクなんですー(濡)」と解釈しそっとしておいた。気持ちはわからないでもない。
あんなに遠くまで行くのに8時集合なんて「どれだけのんびり屋さんなのか。」と驚いたが、予想通りの30分遅刻には少しも驚きはしなかった。しかし8時集合になったのは自称妻夫木聡の仕事の都合だと知って「今の若者はどれだけ協調性がないのか」と驚きを隠せなかった。
一同を乗せた宮崎あおいファン(せっかち)の車は、幸運にも高速道路の通行止めや微動だにしない渋滞にはまりながら、昼過ぎにミズガキに到着。
目的のコウヤヒヂリの岩は想像を絶するカッコ良さであったが、岩見てカッコいいとかってもうだいぶ病気だな、と客観した。
念願の岩を前についつい華麗なステップを踏むトリ氏
みんなの中で唯一コウヤヒヂリを登っている宮崎あおいファン(せっかち)の得意げなムーブ解説をふむふむと聞き、まずはイチゲキ狙い。
居合わせたサイバー氏の期待を見事裏切って失敗。おい注目した時間返せよ的視線が痛い。
宮崎あおい(せっかち)に「ちょっとやって見せろ」と願ったが、本当に登れたのかがアヤシイほどに全然出来ていなかった。
「こりゃ自力でどうにかするしかないわ」と開き直ってムーブ練習しまくり、日ごろから『盗んだバイクで走り出す自分』をイメージして鍛え上げたロック力で核心を解決した。そして周りがあきれ返る程の本気トライの末、どうにか岩の上に立つことが出来た。
溢れるルンルン気分を押し殺しながら下に戻る。
「いやぁ、ホント惜しかったですね。」とニヤニヤする宮崎あおい(せっかち)。
ムービーを確認すると開始27秒後に残念なムーブをかろうじて確認することができた。
「こ、このままでは豊田は古美山の”一難さって”をリングボルトを使ったのに完登したと言い張るこーちゃんと同じでは!?」と思い、次回来たときにはきっと登ろうと心に誓った。
一緒にコウヤヒヂリを打ち込んだ自称妻夫木聡はリップまであと20cmくらい届いていなかったが「ここでやる気を失われて次回の交通費が負担増なのは御免こうむります」と判断し、「いやぁ惜しかったね次回はきっと登れるんじゃないかなーもしかしたらたぶん」と勇気づけておいた。

今日のみんな
17時ミズガキを出発し、21時トリ家到着。
別のみんなも集合して明日のA渓谷に備えて夜はみんなでトリ家泊まり。



日曜。
みんなでA渓谷。
クライミング
行きの車内で「風俗に行くことによって本当の愛というものが理解できる」という運転手こーちゃんの意味不明な理屈をさんざん聞かされているうちに到着。
こーちゃんのまぁ惜しいと言えなくも無い程度のトライを見ながらムーブ練習。
死んだ魚のような目でみる

微妙に出来ないところもあるが、一生懸命やればきっと出来そうである。
昨日何か悪いものでも食べたのか自分のことを『冷蔵庫に土管が付いた』ような体だと言い張って聞かないこーちゃんの筋肉自慢も一段落したので帰ることに。
胸板

当然の事であるが、運転しないでただ助手席に座っているだけというのが一番疲れる役回りであり、こちらも少しは気を遣ってもらわねば割りに合わないとの判断から「おれのいい所をたったの10個でいいから挙げよ」と気楽そうな運転手こーちゃんに比較的やさしい設問をすると、トリの事を87%理解していると豪語する運転手こーちゃんはしばらく悩んだすえ『年のわりにかっこいい』、『年のわりに口が悪い』、『年のわりに筋肉が...。』、『年の割りに...。』とテキトーなことを4つほど列挙。そして「僕明日休みなんです。」と聞いてもいないプチ情報を提供されて後味悪く終了。

2010年9月17日金曜日

どうでもいい話

しばらくぶっきら棒テイストで綴ってまいりましたが,もし知り合いの知り合いくらいのきれいな女の人に 「本当にぶっきら棒な方なのかしら(濡)」と思われても困りますし、そもそも仲間内にエンターテイメントを提するのが趣旨なので、はなからぶっきら棒になる必要もないわけです。硬い文体でエッジが効きすぎて誰かに怪我されても困りますしね。
というわけでこれからは地球にも友達にも優しく丁寧な味付けでいきたいと思います。

ところで今日で3日連続のコナミスポーツクラブに行きました。
いつものファミマでコロッケタマゴロール(ロールパンにコロッケとタマゴがはさまれたやつ)とあんぱん(ぱんにあんこが入ったやつ。ちなみに僕は粒あん派なのですが、世の中の”こしあん派”の一部(妻とか)は「僕は粒あんのが好きなんです」と聞くと、さも信じられないかのようにこしあんの良さについて語りだし、粒あん派の僕を籠絡しようと企てますよ。世の中派閥が二つくらいあってもお互い尊重しあってうまくやっていけると思うのですが、あの滑らかな舌触りがこしあん派の征服欲を駆り立てるのでしょうか。まるでイスラム教徒を弾圧する十字軍のようですね。ちなみに僕はイスラム教徒ではないです、念のため。)を買って食べた話は本当にどうでもいいんですが、スポーツクラブってのはみんな同じようにトレーニングをしている風なのですが、実のところトレーニングの方向性がばらばらで僕とは共通点がないのです。痩せたい人(これは一目瞭然)、ただ筋肉を付けたい人(これもわかりやすいです。)、なんとなく友達と一緒に始めた人(いつも一緒。でもきっとすぐ一緒に辞めちゃう)なんかと話す話題もないほどつまらない男なので、ひたすらストイックにジムっているのですが、かろうじて唯一の共通点があるのは「僕に抱かれたいあの子」と「あの子を抱きたい僕」だけだね、などと妄想するのも一興です。
そうこうしてたら、いつも必ずいる”主”的なおじさんに筋肉を褒められました。
「いや、あの、クライミングしてるもんで...。」
と言いかけたところで、クライミングしてない人に対してクライミングの説明をするのはちょっと骨の折れる話だぞ、と嫌になりましたよ。
こんなにいじわる的に改行なしでどうでもいいことを書き連ねたのは、たぶん10人くらいしかいない読者にちょっといじわるしてみたくなったくらい暇だったからなんですけど、明日はミズガキだし楽しみだな。





あの子(妄想)

2010年9月5日日曜日

本家ほのぼの

昨日の予告通り、因縁の「ほのぼの対決」の場を下呂に移し、ただでさえエルニーニョ暑い河原にある派手に被ったアンチクショウでは熱い戦いが繰り広げられた。
派手に被っている。
 エルニーニョ暑さもまだ控えめなうちに勝負をかけた彼は、練習の甲斐あり開始2時間程でオリャと登り1ほのぼのゲット。
対するシモスケの
「うぇーん、このトウフックからのポンッが出来ないんですぅ~(泣)」に
「く、くそう、ほのぼのしていやがる!(濡)」で勝負に勝って試合で負けた。
このトウフックからのポンッが~(泣)
そうこうしている内に自称(忘れた)と宮崎あおいファンがのんびり到着してエルニーニョ暑さ全開の中トライ開始12時。
延々と宮崎の可愛さを説明されるもイマイチぴんと来ない彼の中では特筆すべき事柄も無いまま過ぎ去った3時間であった。
飲み物も底を尽き、宮崎にも飽きた為、次の勝負に場所を移す。

以前にも一度訪れている岩なので開始早々ピョンをパシッが上手に決まり、上部で図らずもグワーンと振られ落ち寸前になりながらもオリャと登りまたまた1ほのぼのゲット。
対するシモスケもピョンをパシッするもヒールが上がらず残念。
ほのぼのとパシッ

自称(忘れ)があまりに毎回「あー、とまりそう!」言うので「あーもうそれ聞き飽きたわ!止まりそう具合ではいきなり宮崎あおいに並ばれているではないか!」と一刀両断。
そして落ちているメカ的なゴミに話しかける自称(忘)。
あぁこのギヤが、ギヤが...。




























































久々の岩場に気合十分な宮崎あおい
鬼の形相の宮崎あおい
 そんなこんなで2課題ほのぼのゲット。
 帰りの料亭にて勝利の美酒。
宮崎あおいも勝利に便乗



2010年9月4日土曜日

マウンテン

「日曜下呂なんて行くほど暇人では無いが、土曜は木下ジムにいるから来い」
と言う濃過ぎ君に言われるがまま、せっかくだし子供を連れてマウンテンプレイを楽しむべく木下ジムへと洒落込む15時。
朝からいるなんてよっぽど暇人だ、と思ったのも束の間
「これ、まだ登れてないから一緒にやるぜよ」
と言われるがまま靴を履く。
一回目であっさり登る濃過ぎ君。
どうやら人を嫌な気持ちにさせるのにどんな濃い手段も辞さないらしい。
いきなりの孤立状態から、持ち前のマキャヴェリズムで辛くも抜け出すとともに
「そうだ、明日の下呂ほのぼの決定戦を前にこんな暇人と遊んでいる暇はない!」
と思い直し、後は子供のクライミング観察。
クライミングに明るくない父親のいい加減なアドヴァイスにもかかわらず、すこぶるエンジョイだった様子。

「今日はこれから名古屋で飲んで、予約してあるホテルにて彼女とお泊りである。」
という濃過ぎ君16時。
本当は15時には出るつもりであったという。
どうやら人を嫌な気持ちにさせるのにどんな濃い手段も辞さないというのは本当らしい。
そんな手を使うようになった暇人というのは、もうだいぶいけない。
願わくば、どんな趣向を凝らした行為に興じたかを克明に報告されたし。

あとはキシスケ店長にジム音楽についてのいい加減なアドヴァイスをしたり、新しい靴を買ったりの18時。

2010年8月30日月曜日

井の中の蛙、大海を知る

彼は再び残暑厳しいハイウエイオアシスへと向かった。

ほぼ時間通りに着いてみると、そこにはすでに一時間も前からいるというカカカツゼツ君と セクシャルハードコアことイケタニ君が、これから楽しい所へ向かうであろう家族や恋人たちを寄せ付けない雰囲気で休憩所を占拠していた。
とっさに目をそらした甲斐無く
「あっ、トトトリーさーん久しぶりー!」
と発見されてしまった彼は
「あわわわぁ」
と力ない返事を返すほか無かった。
程なく、肘が痛いとの言い訳ばかりするこーちゃんと、初めて会ったオニャノコとでも○♯□で○△×を最低10分はするのだという腐れ外道ぶりとナイスボイスを併せ持つTKOマンが珍しく時間通りに現れた。

滑舌、性癖、外道、そして言い訳
男汁溢れる空気でひとしきりどんよりしたところで、そそくさとこーちゃんの新車に乗り込み、一路下呂へと向かう。
途中の山道、「ここら辺は山ん中なのになんでウナギ屋が多いんですか、トリーさん?」「神じゃないからわからん」と禅問答しているうちに岩があるという河原に到着した。

目的の岩へ向かう途中でウォミンガップを兼ねて日陰で登るという。
髪を切ってカッコ悪くなったと好評なカカカツゼツ君がこれ見よがしに上まで登ってみせる。
かぶった帽子もまた似合わないと好評を博した。
やる気はあるのに靴を忘れたというハードコア君は、代わりに自分の性癖について滔々と語り始め一同を置いてきぼりにした。
37になっても20半ばの青年から学ぶことも多い。
オサレ
ウォミンガップにも飽きたため、目的の岩にそそくさと移動する。
着くなり早速マットを広げ、独りストイックにクライミングに打ち込むTKOマン。
このスタイルは先週も見たのですぐわかったという。
その隣では神の再来。
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神もまたこれ見よがしに登ってみせるが、言うほどのことは無かった。
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いろいろなモノが見え隠れする中、あまりの暑さに移動を余儀なくされることとなる。

程よい日陰にある岩を見た彼はこう呟いた。
「これはいわゆる一つの得意系ってやつです。」
少しテンションの上がった彼は、早速マットを広げ得意の一生懸命を発揮する。
そう、彼はこの一週間を一生懸命のイメージトレーニングに費やしてきたのだ。
得意系だけあって程よく出来ない彼を尻目に、カカカツゼツ君はなぜだかムクムクと出来る男になってゆく。
「二ヶ月くらいクライミングやめると強くなりますよ」
と言い切る彼は、二手目までをヒタリヒタリと静的にこなし三手目のパシッビョーンでギリギリドサッしてしまうのを繰り返した。
パシッ、この後ビョーンドサッ。そんなことどうでもいいこーちゃんとTKOマン
程よく出来るカカカツゼツ君のおかげでけだるい空気になった為、なかば義務的に別岩へ移動する。
ようやく暗くなった頃、今の今まで所在が不明だった『やる気』をやっとのことで再発見したTKOマンの思いとは裏腹に、小虫の大群に囲まれて敢え無く撤退。

帰り道、いつもの料亭にていつもの反省会。
一日を振り返り、明日に活かそうとする彼らの姿勢に心打たれた料理長の
「大学生か?」
との訳のわからない質問に返す言葉も見つからない最凶軍団であったという。

2010年8月23日月曜日

一生懸命ですか。

一生懸命だったか否かの判断は、その結果がどうであったかによって判断されがちである。

彼は残暑厳しいハイウエイオアシスのベンチでぼんやり一人佇んでいた。
日曜の朝の高速道路は、これから楽しいところへ向かう家族や恋人たちで賑わっている。
若干の居心地の悪さをこらえつつ、のんびり朝マックを堪能しているであろう友人を待つ。

30分の遅刻の理由を、今回は「商品名もおぼつかないマック店員の不手際だ」と言い張る友人を無条件に受け入れる彼の大人な対応は特筆すべきものであったという。
その場に黒髪の乙女がいたならばきっと惚れていたであろう。

彼は岩登りに行くという友人の新車に便乗して岐阜県下呂市へと向かった。
彼の周りにはなぜだか岩を登る知り合いが多いのである。
「満場一致でDカップが理想ということです」とのどうでもいい議論結果を報告されつつ1時間ほど走った頃、岩があるという河原に到着。

すでに多くの若者が岩にピョンピョンと飛びついていたが、そんな若者たちを横目におもむろに大きなマットを広げて横になり目を閉じるキシスケ店長。
岩登り中のキシスケ店長

「ははん、こういうのも岩登りなんだな」と一を聞いて十を知る彼。
その横で「ウマイウマイ」を連呼しながらヨーグルトを食すこーちゃん。
「あー、岩の下でスイーツもまた岩登りか」と急速に知識を吸収する彼。
そうかと思えば自称がんばり屋さんは若者たちに交ざってピョンピョンやりだした。
「ふふん、あれも岩登りだな」

「一緒にやりませう。」と誘ってくる自称がんばり屋さんをしばらく観察していると、スイーツ明けこーちゃんがピョンをパシッしてガクガクっと登った。
どうやら一生懸命やればそれくらいは出来るのだという。 
称賛を惜しまない若者たちと対照的に死んだ魚のような眼をする自称がんばり屋さんを前に、彼は感情の表現法を見失ったという。
ピョンをパシッしたこーちゃん
つまらないものでも見るかのような眼の自称がんばり屋さんが懲りもせずピョンピョンしていると、さっきまでマットの上で一人岩登り中だったキシスケ店長が「ビクンッ!」と魚のように飛び起きてピョンピョンに加わってきた。
さすがに一人でストイックに岩登りに集中していただけあって程なくピョンをパシッ したがドサッした。
これには納得いかないらしく店長はすぐさまピョンをパシッしてフフフンと登った。
これもまた一生懸命さのなせる技だという。

飽きた様子のこーちゃんとキシスケ店長が各々マットの上で横になっての岩登りに夢中のなか、取り残された自称がんばり屋さんも何度かピョンをパシッしかけたが、最終的には「飽きて」やめた。
どうも諦めたわけではないようだ。
ピョンをパシッしかけた自称がんばり屋さん

努力に結果が伴わなかった自称がんばり屋さんは、こーちゃんとキシスケ店長の「一生懸命さが足りないんだ!」という罵詈雑言に死んだ魚の目をして呟いた。
「自分が一番がんばってたのに...。」
その場の全員が一様に飽きた様子になった為、別の岩へと移動することになった。
ピョンピョン岩で合流した強々さん夫妻とともに 岩ゴロゴロ地帯へ行くもずぐさま土砂降りになってビショビショになって撤退した。