2012年1月16日月曜日

三重へ

待ち合わせ時間の5分前に到着したマクドナルド。
”改装中につきドライブスルーのみ営業”と書かれた扉の貼り紙を発見し、彼はそのまま徒歩でマイクの前に向かう。
あと1mの所で「なんか違う」と思いとどまり、わざわざ車に戻り店の周りをぐるりと一周してようやくコーヒーを手に入れる。そしてまた元の場所に車を停め、退屈しのぎにunderworldを歌いながら待つ。

最凶軍団が遅れてくるのは想定内であるが、15分過ぎた頃になって「当然ながら遅れます。」とメールしてくる必要はない。覚えておきたまえ。

20分経ちようやく合流した彼らの言い分はこうだ。昨夜、マッツン宅の新築祝いと称し、嫌がらせのように寝泊りした折りに坂口君が薦める『バックドロップ35連発』とかいうプロレスのムービーを深夜まで延々楽しんだ為に寝るのが遅くなったのである、仕方ないだろう、と。

今日のみんな(マッツンと嫌がらせ軍団)

「うむ。仕方ない。」

満場一致、シモダのボクシーへと乗り込みいざ三重へと出発する。どうやら坂口君を置き忘れてきたが、構わず進む。

朝マック出来なかった反動で、高速のSAで朝ラーメンやら朝きしめんセットやらを食べながらイカガワシイチラシを見て品定めする嫌がらせ軍団。
下の左から2番目で!
「でもわざわざ金払ってまでなぁ...。」
その発言がシモダの癇に障ったのか
「トリーさん!この世には3万払ってでも是非とも宜しくお願いしたい程の女性がいるってことをあなたまだ知らないのですか!?アラフォーのくせに!!ねぇ、コージさん」
「まあな、でもそんなオンナは30人に1人だ。しかしあとの29人も勉強になるというものだ。うん。」
と経験に基づく圧倒的な説得力で彼を論破する。

そして「オレンジレンジさえ歌っときゃJDくらい幾らでも抱くことができたあの頃」という余りにも嘘くさいシモダの独り言を「ふーん」と聞いているうちに岩に到着する。

初三重の彼とマッツンはまずアップで『お受験(初段)』、こーちゃんとシモダはすでに登っているのでそれぞれ『鯉(三段)』と『登竜門(初段)』を始める。
マッツンonお受験
「めっちゃ必死ですやん」と言われるほど必死の形相で『お受験』をsendした彼は『登竜門』に合流する。
そして振られた時に後ろの杉の木を軽く蹴るという画期的なムーブを繰り出した彼は、すぐさま『登竜門』をsendし『鯉』に合流。
しかし次の瞬間「いやもう、これ出来んしヤメますわ。移動しますか?」と弱音を吐くこーちゃん。

「あ、じゃあ次何やる?」
「次はトリーさんが『ゴンザレス(二段)』出来ないのを見て楽しませてもらいますわ、へへ」

わかりやすく言い換えればこうだ。
「僕は前回その日に登れましたけど、トリーさんはどうですかね~。」

シモダonゴンザレス(カメラ3台)

登れなかったら帰りの車中は地獄だということは容易に想像がつく。
『ボブ(四段)』を始めるこーちゃんを横目で見つつ、『ゴンザレス』のムーブを探る。
寒すぎて動きたくないので、とりあえず中間までの核心的な部分だけを程よく練習して、BCAAを摂ってしばし休憩。DNSのやつは旨すぎてモグモグ食えるのでお勧めする。

上着を脱いでの本気トライ。下部をクリアし、見た感じ問題ないとナメていた上部に到達した時点で、寒さのあまり手の感覚0でいつでも落ちれる状態であったが、帰りの車中を想像しそのまま突っ込み、send。
ほっと一息しつつ、いつまで経っても『ボブ』を登れないこーちゃんが諦めるのをひたすら待つ。

帰りの車中は平和そのものである。
そもそも誰も今日のクライミングについて触れてこない。

「そういえばRadioheadがFUJI Rockに来るらしいぜ。」
「ワオ、そいつはクールなニュースだな。」
「ところで、ずっとかかってるこのレゲエ風味なヤツなんなの。さっきから愛とか友情とか仲間とかクダラナイ曲ばっかりじゃん。まさかこのアルバム一枚丸ごとこんな調子ってことねーだろーな!」
「そしてこんなつまらん歌に勇気付けられちゃってるやつとかいたりして!」

「あの、すみません、人が好きで買ってきたCDとかにそういうこと言うの勘弁してもらえませんか...。」

「うっはー、ここに一人いたか!ゴメンゴメン!まぁこの曲聴いて元気だせばいいじゃん!」

まさに外道。
男旅はマクドナルドに向けてほのぼのと続く。

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